海と空の狭間で……

いつも通りの朝食を済ますと、お兄ちゃんの車に乗り込んだ。


なんだか、何時もよりイライラした様子のお兄ちゃんに気付き気まずくなってしまう。


やっとの事で車が学校の前に着いて、この空間から解放されると思った。


「行ってきます!」
「本当に行くのか?」


ふと、お兄ちゃんの顔を見ると縋り付くような瞳でこちらを見ている。


空に会いたいから学校に行きたい__


「うん。

行かないと授業についていけなくなる……」
「授業は大事だよな」
「うん。そうだね……」