海と空の狭間で……

それからは、あっという間だった。


色んな道具を使いこなして、私の髪をセットしていく美容師さん。


いつもなら、キッチリ1本に束ねられた髪がお洒落に整えられている。


「どうでしょうか?」


美容師さんにそう言われ、鏡を覗き込むと今までとは別人の私が居た。


この姿を空に見せたい。


1番最初に考えたのはそんな事。


この変わりようなら、空をビックリさせられるだろう。


「これで、大丈夫です。
凄い気に入りました!」