海と空の狭間で……

「そうなんだ」
「ごめん。
気を悪くさせちゃった?」
「ううん。そんな事無いよ。
実はね、空の話あまりピンと来ないんだ……」


正直、全く分からない世界。


空が居る世界の想像さえ出来ない。


「だよね……。
アスナは龍風会って知っている?かな?」


空が口にしたのは、一般人の私でさえ知っている組の名前。


全国的に有名だ__


「うん。その名前良く聞くね……」
「俺、龍風会の跡継ぎな訳……。

隠していてごめん……」