「うん!可愛すぎてなでなでしたくなる!」


空の身体がピクリと揺れる。


「アスナに撫でて貰えるなら、子犬でも悪くないかな!!」
「あは。公園に行こう!」
「それが安心!」


すっかり真っ暗になった道を歩いて、裏通りに有る公園に向かう。


ずっと、会いたかった空が隣に居る。


私の心は幸せ過ぎて、ポカポカと暖かい。


公園に行くまでの道のりも大事な時間。


お兄ちゃんにバレたらどうしようという不安も有るが、目の前にある幸せ空間をかみしめた。