海と空の狭間で……

そうだとしたら、申し訳ない。


なんだか、嫌な思いをさせてるんじゃないかと思ったら気まずくなって言葉が出ない。


無言が続く__


「わ、私。そろそろ部屋に帰るね……」
「あ、ああ」


部屋に戻るとベッドに腰掛けた。


なんだか疲れた__


ベッドに腰掛けたまま、上半身だけ横になる。


お兄ちゃんはあんな風に言っていたけど、私は今も空が好き。


学校にも行けないし、スマホも触れない今は空との時間は無い。