海と空の狭間で……

「俺、アスナの事好きだよ……」


本当に好きだったんだ__


信じられないけど、確かに空の口から出た言葉だ。


色々疑問だが、好きになったら負け。


好きになった理由なんて気にならないくらい嬉しい。


「わ、わたしも……」
「まじ!?」
「うん……」
「嬉しいわ!
なあ、お願いがあるんだけど聞いてくれる?」


返事をしようとした瞬間、勢いよく開いたドア。


ドアの先にいたのは、不機嫌な表情を浮かべたお兄ちゃんだ。