そして幼稚園


母は仕事してて

父は家にいたから

送り迎えは父がしてくれてた

でもある朝父に幼稚園行こって行ったら

「お前は天才だから1人でいける」

って言われて

だからあたしそれ信じて

1人で幼稚園行ったの

そしたら

道に迷って

泣いちゃった

その後先生が探して見つけてくれて

先生は父に説教してた

そしたら父

「あんたはこの子の才能を潰すんか!」

って言ってた




父はよく幼稚園の帰りに

あたしを物凄くうるさい建物につれて行った

ここどこ?って聞くと

父は

「俺の仕事場。」

って言ってた

それがパチンコって

あたし中学生になって知ったよ

父は競馬も麻雀もスロットも

仕事だって言ってた


幼稚園の頃

あたしは

「さちはなまえのとおり幸せになるの~。」

って希望で輝いてた