その後もふたりはやり取りしていたが、最後にイラリオさんは決心するように拳を握った。
「俺の額に手を」
ザグリーンが頭を差し出すように、イラリオさんのほうへ向ける。
イラリオさんは迷うように一瞬手を軽く握ったが、おずおずとその手を差し出す。そして、ザグリーンの額にそっと手を置いた。
◆ ◆ ◆
聖獣と契約を結んだ聖騎士は長い歴史の中で度々存在が確認されている。契約により聖獣の加護を受けることにより強大な力を得ることができると言われているが、詳細はよくわかっていない。
なぜなら、ただでさえ希少な聖獣と契約できる聖騎士となると、その存在は数えるほどしか存在しないからだ。
過去に聖獣と契約した聖騎士が存在していたことはいくつも記録に残っているが、俺の知る限り現在のアリスベン王国に聖獣と契約している聖騎士はいないはずだ。
つまり、聖獣と契約するなど夢物語に近い話であり、だからこそ全ての騎士の憧れでもあった。
「俺の額に手を」
ザグリーンが頭を差し出すように、イラリオさんのほうへ向ける。
イラリオさんは迷うように一瞬手を軽く握ったが、おずおずとその手を差し出す。そして、ザグリーンの額にそっと手を置いた。
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聖獣と契約を結んだ聖騎士は長い歴史の中で度々存在が確認されている。契約により聖獣の加護を受けることにより強大な力を得ることができると言われているが、詳細はよくわかっていない。
なぜなら、ただでさえ希少な聖獣と契約できる聖騎士となると、その存在は数えるほどしか存在しないからだ。
過去に聖獣と契約した聖騎士が存在していたことはいくつも記録に残っているが、俺の知る限り現在のアリスベン王国に聖獣と契約している聖騎士はいないはずだ。
つまり、聖獣と契約するなど夢物語に近い話であり、だからこそ全ての騎士の憧れでもあった。



