イラリオさんは私のすぐ横に片膝をついて座る。そして、ザクリーンの顔を覗き込んだ。
「これは──。すごく立派な聖獣だな。こんなに大きくて綺麗な聖獣を見るのは俺も初めてだ」
聖獣はとても希少なので、聖獣達の住み処であるアメイリの森があるここセローナ地区に住んでいても聖獣を見ることはあまりないらしい。ましてや、このような近距離で見ることなど滅多にないという。
一方のザクリーンはじっとイラリオさんを見つめる。
「お前は、俺を見つけた騎士だな。匂いに覚えがある」
イラリオさんは聖獣に話しかけられるなんて予想していなかったようで、驚いたように目を見開いた。
「えっ、喋った……?」
「高位の聖獣は人の言葉を理解するのも容易い」
ザグリーンは答える。
えっ!聖獣って全員喋られるんじゃないの?と私も別な意味で驚いた。イリスが普通に喋るものだから、それが当たり前だと思っていたのだ。
ザクリーンは視線を私へ向ける。
「普段、この男がお前を保護しているのか?」
「うん。私を保護して面倒をみてくれているの。あと、リーンを見つけて保護したのもレオだよ」
「なるほど」
ザクリーンは大きな頭を小さく振って頷くと、再びイラリオさんへと視線を移す。
「では、助けてもらった礼にお前と契約を結ぼう。見たところ、まだどの聖獣とも契約を結んでいないな?」
「契約?」
「これは──。すごく立派な聖獣だな。こんなに大きくて綺麗な聖獣を見るのは俺も初めてだ」
聖獣はとても希少なので、聖獣達の住み処であるアメイリの森があるここセローナ地区に住んでいても聖獣を見ることはあまりないらしい。ましてや、このような近距離で見ることなど滅多にないという。
一方のザクリーンはじっとイラリオさんを見つめる。
「お前は、俺を見つけた騎士だな。匂いに覚えがある」
イラリオさんは聖獣に話しかけられるなんて予想していなかったようで、驚いたように目を見開いた。
「えっ、喋った……?」
「高位の聖獣は人の言葉を理解するのも容易い」
ザグリーンは答える。
えっ!聖獣って全員喋られるんじゃないの?と私も別な意味で驚いた。イリスが普通に喋るものだから、それが当たり前だと思っていたのだ。
ザクリーンは視線を私へ向ける。
「普段、この男がお前を保護しているのか?」
「うん。私を保護して面倒をみてくれているの。あと、リーンを見つけて保護したのもレオだよ」
「なるほど」
ザクリーンは大きな頭を小さく振って頷くと、再びイラリオさんへと視線を移す。
「では、助けてもらった礼にお前と契約を結ぼう。見たところ、まだどの聖獣とも契約を結んでいないな?」
「契約?」



