「和奏じゃなくて、時原に。差し入れ」
「静也に?」
え、なんで?という表情をした和奏だったが、途端にニヤニヤし始めた。
絶対、誤解してる。
そのバカそうな表情からダダ漏れ。
「違うから。この前のお礼だから。
……じゃ、よろしくね」
「あっ、おい」
逃げるようにその場を去った。
……もう、最悪っ。
全然決まらなかった。
ああ、恥ずかしい。
それに、お礼のつもりの差し入れだったのに、他人に頼んじゃったし。
でも。この場合、仕方ないよね。
今度フォロー入れておこう。
「静也に?」
え、なんで?という表情をした和奏だったが、途端にニヤニヤし始めた。
絶対、誤解してる。
そのバカそうな表情からダダ漏れ。
「違うから。この前のお礼だから。
……じゃ、よろしくね」
「あっ、おい」
逃げるようにその場を去った。
……もう、最悪っ。
全然決まらなかった。
ああ、恥ずかしい。
それに、お礼のつもりの差し入れだったのに、他人に頼んじゃったし。
でも。この場合、仕方ないよね。
今度フォロー入れておこう。



