階段を下りて洗面所へ行くと、ちょうど着替え終わった時原が出てきた。
時原には少し大きい兄のTシャツ。
普段から大きめサイズの服を着ることが多い時原なので違和感がない。
……だけど、家に時原がいること自体は違和感だらけ。
意識するなっていう方が無理だから。
濡れた制服を乾燥機にかけた後、時原をリビングへ案内した。
「ちょっと大きかったかな?」
母がテーブルに夕飯を並べている最中、チラッとこちらを見て言った。
「いえ、大丈夫です」
「なら良かった。
……時原くん、まだ夜ご飯食べてないのよね?家の人に迷惑じゃなければ、うちで食べていかない?」
そういやまだ食べてなかった。
時原は、私と目を見合わせた後、遠慮がちに答えた。
「それじゃあ、いただきます」
母と私と時原、3人で食卓を囲む。
おかしな状況。
私も母も無理やり誘っちゃったようなもので、迷惑じゃなかったかなという不安は拭いきれない。
それでも、時原が母の料理を美味しそうに食べ進めてくれるので嬉しい。
不謹慎かもしれないけど……、
時原を家に連れてきてくれた雨と折部くんに感謝。
時原には少し大きい兄のTシャツ。
普段から大きめサイズの服を着ることが多い時原なので違和感がない。
……だけど、家に時原がいること自体は違和感だらけ。
意識するなっていう方が無理だから。
濡れた制服を乾燥機にかけた後、時原をリビングへ案内した。
「ちょっと大きかったかな?」
母がテーブルに夕飯を並べている最中、チラッとこちらを見て言った。
「いえ、大丈夫です」
「なら良かった。
……時原くん、まだ夜ご飯食べてないのよね?家の人に迷惑じゃなければ、うちで食べていかない?」
そういやまだ食べてなかった。
時原は、私と目を見合わせた後、遠慮がちに答えた。
「それじゃあ、いただきます」
母と私と時原、3人で食卓を囲む。
おかしな状況。
私も母も無理やり誘っちゃったようなもので、迷惑じゃなかったかなという不安は拭いきれない。
それでも、時原が母の料理を美味しそうに食べ進めてくれるので嬉しい。
不謹慎かもしれないけど……、
時原を家に連れてきてくれた雨と折部くんに感謝。



