間もなくして、料理が運ばれてきた。
「次にカップルになりそうなのは誰だと思う?」
「やっぱ相沢と東じゃね」
「あー、そうだよね」
私のテーブルは、私と時原以外が先輩なので、そこを中心に話が回っていく。
適当に相槌を打ちながら食べる。
「1年男子で1番バスケが上手いのって誰なの?」
「時原」
男バスの先輩が即答した。
……へぇ、そうなんだ。
細くて繊細そうだから、ちょっと意外。
あ、でも。さっきからよく食べてる。
「1年女子は?」
「真崎だね」
「ゴホッ……」
まさか私の名前が出るとは思わず、咽た。
「なに驚いてんの?」
「私じゃないですよ!爽じゃないですか?」
「いや、真崎でしょ。満場一致で」
その言葉に、他の女バスの先輩が大きく頷いた。
「じゃあ、2人は次期エースってことだ」
そう言われて、時原と目が合う。
「よろしく」
一言呟いた時原。
よろしくって……。
案外、天然なのかな?
「次にカップルになりそうなのは誰だと思う?」
「やっぱ相沢と東じゃね」
「あー、そうだよね」
私のテーブルは、私と時原以外が先輩なので、そこを中心に話が回っていく。
適当に相槌を打ちながら食べる。
「1年男子で1番バスケが上手いのって誰なの?」
「時原」
男バスの先輩が即答した。
……へぇ、そうなんだ。
細くて繊細そうだから、ちょっと意外。
あ、でも。さっきからよく食べてる。
「1年女子は?」
「真崎だね」
「ゴホッ……」
まさか私の名前が出るとは思わず、咽た。
「なに驚いてんの?」
「私じゃないですよ!爽じゃないですか?」
「いや、真崎でしょ。満場一致で」
その言葉に、他の女バスの先輩が大きく頷いた。
「じゃあ、2人は次期エースってことだ」
そう言われて、時原と目が合う。
「よろしく」
一言呟いた時原。
よろしくって……。
案外、天然なのかな?



