「なんのことですか?」
「浅香が好きなんだろ」
なんで気付かれたんだろう。
……それが最初の感想。
次に思ったのは、俺はどんな顔をしていた?
俺が何も答えずにいると、先生が言葉を続けた。
「あいつ……結咲は、ああ見えて、良くも悪くも他人の感情に敏感なんだよ。すぐ気付く。
お前がそんな辛そうな顔をしていると、結咲は不安がってお前を心配する。
まるで自分のことのように悲しむ。
あいつだけは、悲しませるな」
シスコン、過保護。
先生がそう言われているのは知っている。
だけど、
“悲しませるな”
そう言った先生の表情から、その言葉だけじゃ括りきれない心情があることは明白だった。
〜Side 時原 END〜
「浅香が好きなんだろ」
なんで気付かれたんだろう。
……それが最初の感想。
次に思ったのは、俺はどんな顔をしていた?
俺が何も答えずにいると、先生が言葉を続けた。
「あいつ……結咲は、ああ見えて、良くも悪くも他人の感情に敏感なんだよ。すぐ気付く。
お前がそんな辛そうな顔をしていると、結咲は不安がってお前を心配する。
まるで自分のことのように悲しむ。
あいつだけは、悲しませるな」
シスコン、過保護。
先生がそう言われているのは知っている。
だけど、
“悲しませるな”
そう言った先生の表情から、その言葉だけじゃ括りきれない心情があることは明白だった。
〜Side 時原 END〜



