「真崎!お前、先生に話したろ!」
いきなり責め立てられる。
「なんのこと?」
「前に、女バスの顔がどうとか、胸が……ごにょごにょ……とか話してたの聞いてただろ。それが真崎先生にバレて、説教食らったんだよ」
……ああ、そんなこともあったっけ。
確か、私を含めた女バス部員の評価をしていて、それをたまたま聞いた私が
『今の話、真崎先生にさせてもらいます』
って脅したんだよね。
……って。
「はぁ?言うわけないじゃん!あんなの冗談だよ」
「真崎以外に誰がチクるってんだよ!」
「あ、それ俺だ」
あっさり犯人が名乗り出たかと思えば、和奏だった。
「和奏、てめぇか!」
「裏切者ー」
「ごめんごめん、うっかり口滑らせた」
なんなの、このコント。
アホらし。
正座した男バス部員を立たせて、体育館のドアを開けた。
いきなり責め立てられる。
「なんのこと?」
「前に、女バスの顔がどうとか、胸が……ごにょごにょ……とか話してたの聞いてただろ。それが真崎先生にバレて、説教食らったんだよ」
……ああ、そんなこともあったっけ。
確か、私を含めた女バス部員の評価をしていて、それをたまたま聞いた私が
『今の話、真崎先生にさせてもらいます』
って脅したんだよね。
……って。
「はぁ?言うわけないじゃん!あんなの冗談だよ」
「真崎以外に誰がチクるってんだよ!」
「あ、それ俺だ」
あっさり犯人が名乗り出たかと思えば、和奏だった。
「和奏、てめぇか!」
「裏切者ー」
「ごめんごめん、うっかり口滑らせた」
なんなの、このコント。
アホらし。
正座した男バス部員を立たせて、体育館のドアを開けた。



