ひとつ屋根の下、憧れモテ王子は甘い愛を制御できない。



「え、こんなに盛大にお祝いしてもらったのに!まだあるの?」


「うん。白井さんが一緒に選んでくれたんだ」


織くんがそう言いながらプレゼントの入った紙を愛菜さんに渡した。


「わ〜〜。もう〜十分もらってしまってるのにっ!……開けても、いい?」


そう聞かれて、コクンと頷く織くんが可愛くて。


愛菜さんがワクワクした表情で袋を開けた。
取り出した薄ピンクの箱をみた愛菜さんが目を輝かせる。


リップバームとハンドクリーム。
桃色のハンカチ。


3つがセットになった人気コスメのギフトボックス。


「わっ、かっわいいーー!!」


と目をキラキラさせる愛菜さんが可愛くてしょうがない。


かわいいコスメは、いくつになっても女性の憧れだと思う。


特に、愛菜さんはこういうピンクを貴重としたデザインがよく似合うし。


これは、大成功ということでいいかな?