♧♡四季島家のメイドさん♤♢

お父さんがきたときに、大きなバッグを預かっていた。

それを取りに行こうとしたとき…。


「桃香は帰らねぇのか?」


そんな声が聞えて、ふと足を止めた。


「…え?」

「どうした、キョトンとした顔なんかしてっ。父ちゃんが帰ってきたんだから、もうこの家で厄介になる必要もないだろ?」


…そう言われれば、そうだった。


お父さんが旅に出て、借金取りに追われて、アパートの家賃も払えなくてどうしようもなかったときに、おじさんがやってきてくれた。