しゃがみ込んだまま顔を向けると、同じ目線の高さのあいつと目が合う。
「今日だって、冬里や夏兄なんかといっしょに、文化祭をまわってほしくなかった」
「…急にどうしたの?そんなこと言って」
「わからねぇ?生徒会の仕事さえなかったら、俺がお前を誘ってたっつってんだよ」
そもそも、こいつのコスプレしたメイド服姿を、だれにも見せたくなかった。
「今日だって、冬里や夏兄なんかといっしょに、文化祭をまわってほしくなかった」
「…急にどうしたの?そんなこと言って」
「わからねぇ?生徒会の仕事さえなかったら、俺がお前を誘ってたっつってんだよ」
そもそも、こいつのコスプレしたメイド服姿を、だれにも見せたくなかった。



