♧♡四季島家のメイドさん♤♢

勝手にトラブルに巻き込まれてるし、危なっかしい…。

目が離せないっていうか、なんていうか。


「だから、お前が気になってしょうがなかった」


桃香を抱きしめていた腕を解くと、両肩に手を添えて、オレのほうへ向き直させた。

そして、そっとフェンスに追い詰める。


「モカは、初めてオレが惚れた女だ」


自分がこんなに1人の女に執着するだなんて、思ってもみなかった。