こんな感覚…初めてだ。
この文化祭のほとんどの時間をオレと過ごして、今だってモカの隣にいるのはオレなのに…。
「モカは、夏芽のことが好きなの?」
…そんなこと、聞かなくたってわかっているのに、口を突いて出てきた。
「…好きだよっ。夏芽先輩は、初めて好きになった人だから」
少し顔を赤らめるモカは、すっげーかわいくて。
その表情が、オレじゃなくて夏芽に向けられているのがズルイ。
この文化祭のほとんどの時間をオレと過ごして、今だってモカの隣にいるのはオレなのに…。
「モカは、夏芽のことが好きなの?」
…そんなこと、聞かなくたってわかっているのに、口を突いて出てきた。
「…好きだよっ。夏芽先輩は、初めて好きになった人だから」
少し顔を赤らめるモカは、すっげーかわいくて。
その表情が、オレじゃなくて夏芽に向けられているのがズルイ。



