時間を忘れて遊び回り…。
気づいたら、もう17時を過ぎていた。
オレは人混みを避けて、モカを校舎の屋上へと連れて行った。
沈みかけようとする太陽が空をオレンジに染め、どこかロマンチックな風景を醸し出している。
「そういえば、夏芽先輩…遅いね」
屋上に転がっていた石ころを蹴飛ばしながら、モカが呟いた。
その言葉に、胸がギュッと締めつけられる。
気づいたら、もう17時を過ぎていた。
オレは人混みを避けて、モカを校舎の屋上へと連れて行った。
沈みかけようとする太陽が空をオレンジに染め、どこかロマンチックな風景を醸し出している。
「そういえば、夏芽先輩…遅いね」
屋上に転がっていた石ころを蹴飛ばしながら、モカが呟いた。
その言葉に、胸がギュッと締めつけられる。



