♧♡四季島家のメイドさん♤♢

「宮野さん、実はめっちゃかわいいじゃん!」

「断然こっちのほうがイイよ!!」

「メイド服もすっげー似合ってるし!」


男の子も女の子もあたしのところへ集まってくる。


こんなにいい意味で注目されたのは、紅羽高校に入ってからは初めてのことで…。

どう対処していいかわからなかった。


隣にいた紗和に助けを求めるも…。

もみくちゃにされると悟ったのか、いつの間にか遠くのほうへ避難していた。