♧♡四季島家のメイドさん♤♢

隣の紗和が気を遣って教科書を貸してくれたけど、先生はそれを見逃さない。


「…宮野さん!また、教科書を忘れたのですか!?」

「は…はい」

「これで、何回目です?やる気がないのなら、教室から出て行ってもらってもかまいませんよ!?」


国語の先生は、とくに忘れ物には厳しい。

それもあってか、国語の教科書は頻繁に取られていた。


「すみません…」


音読で当てられ立たされたまま、あたしは先生に謝った。