秋都や夏芽先輩は、大抵あたしよりも早く登校しているから、あたしが登校して上靴を探していることは知らない。
だけど、…冬里くんには見られてたんだ。
「じゃあ、オレ行くわ。また見つけたら教えてやるよ」
「…ありがとうっ」
冬里くんは、とくに深く聞いてくることもなく、あくびをしながら教室に向かって行った。
年下の冬里くんに、こんな姿を見られて情けない…。
だけど、…冬里くんには見られてたんだ。
「じゃあ、オレ行くわ。また見つけたら教えてやるよ」
「…ありがとうっ」
冬里くんは、とくに深く聞いてくることもなく、あくびをしながら教室に向かって行った。
年下の冬里くんに、こんな姿を見られて情けない…。



