♧♡四季島家のメイドさん♤♢

そして、階段下でもう一度くるりと振り返ると、声を張り上げてこう言った。


「もし明日払えないような、このアパートから出て行ってもらいますからね!!」


念押しのひと言が、ズシンと重くのしかかる。

だけど、大家さんの嫌味に負けてなんかいられない。


「いつもいつも、ご迷惑おかけしてすみませんー!」


あたしは遠くのほうに歩く大家さんの背中に向かって、大声を浴びせた。