♧♡四季島家のメイドさん♤♢

「…しっかりして!!ねぇ、お願い!」


そんな声が、頭の中にぼんやりと響く。


ゆっくりと目を開けると、そこには泣きじゃくった紗和の顔が。


「紗…和?」


まだ日差しが強い時間帯なのに、紗和はフェイスマスクを外して、あたしになにかを語りかけている。


メガネをしていない紗和。


…そうだ。

確か、メガネはあたしが海の中へ取りに…。


ふと右手を上げると、そこには紗和のメガネが握られていた。