♧♡四季島家のメイドさん♤♢

「おもしろそう!完結したら読ませてよっ」

「イヤよ。これは、ただの趣味なんだから」


そう言って、紗和は原稿用紙の上に鉛筆を走らせた。


『趣味』と言っていた紗和だったけど、この物語がのちに日本最大の文学賞で、最優秀賞を取ることになるだなんて、このときはまだだれも知らない。



あたしはヴィラ近くの浅瀬で遊びながら、紗和のいるビーチベッドの隣でドリンクを飲んで休憩して、また海へ行く…を繰り返していた。