♧♡四季島家のメイドさん♤♢

トサカ頭が睨みをきかせて、顔をジリジリと寄せてくる。

ツンツンヘアが、頬に刺さって痛い。


すると、そんなトサカ頭をなだめるように、スキンヘッドがトサカ頭の肩をトントンと叩いた。


「…仕方ないな〜。かわいいお嬢ちゃんに免じて、今回は特っっ別に、もう少しだけ待っててあげるよ」

「本当ですか…!?」

「ああ。お嬢ちゃんが、少しずつでも返してくれるならね」