♧♡四季島家のメイドさん♤♢

〈…あ〜、そうなんすね。そういうことなら、わかりました〉


夏芽先輩が電話する隣で、テーブルのお皿の上にパンを置く。


〈おれっすか?ん〜、おれの知り合いで〜…〉


呟くように電話の相手と話す夏芽先輩が、チラリとあたしに目を向けた。

その上目遣いな視線に、思わずドキッとしてしまう。


〈それならいましたっ。おれの知り合いに。今、隣にいるんで連れて行きますね〉