「そうだな・・やっぱり好きになったのは、少年野球の時かな。」

「そんな前から・・。」

「うん。転校した後も好きだったし、高校の時もそして今も。」

諒と目が合う。

ドキッとした私は恥ずかしさのあまり、諒の背中をたたく。

「もうっ恥ずかしいよ!!そして照れるし!」

私の顔が赤くなるのがわかる。

「わ、私夕飯の準備しなくちゃ!!」

そして私は逃走する。

ちらっと諒を見るとまた、優しい顔で写真を見ていた。