結婚が決まり、梓実と諒はこれから暮らす部屋の整理をしていた。 引っ越してきたばかりで、部屋はまだ散らかっている。 しばらくは無言で、荷物の整理をしていたがしばらくして諒の手が止まっていることに気がついた。 「どうしたの?」 そう言って近寄ると諒は1枚の写真を見ている。 それは梓実と諒が出会った、少年野球時代の写真だ。 「それ、すっごく懐かしいね!諒も持ってたんだ。」 「うん。僕にとってもこれは大事な物だから。」 そう言って諒は優しい表情をする。