―ボタボタッ


そう音を立てて彼から流れ落ちているのは、真っ赤な血だった。



周りの人が、私の事を見つめている。


私がっ、、私が彼をこんな風にさせてしまったからっ、、、!



「違うそういうつもりはなかったのっ!! 本当だから!」



いくらそう言っても、誰も私に聞く耳を持ってくれなかった。



「めまいがする、、、。」


彼はそう言った。

余りにも出血が多いせいだ。


どうしよう!!