〈後日談〉

結局、俺は教師を辞めなかった。

いくら大変でも、誰かが必ずやらなくてはいけない仕事で、一度頑張ると決めたから。


それなら、生徒たちの人生を少しでもいい方向に持って行ってあげたい。
それが、俺の願いだから。



ちなみに、今も相変わらず、謎の理由で虫退治役を任されることが多いが、おかげですこし苦手ではなくなった。

俺としては虫が苦手というのはできるだけ克服していきたいと思っているのでまぁ、いいかなぁと思っている。