【SS】意味が分かると怖くない話

〈宇宙飛行士がメッセージを送った日の惑星E〉

それは、ひどいほどに荒れていた。

たくさんの怪物が街を歩き回り、ひとりとして惑星E在住の宇宙人を見つけることはできなかった。

”血” と呼ばれるものも、たくさん垂れていた。


「もうすぐ私は死んでしまう!! 今まで、宇宙開発に人生を捧ぐことができて楽しかった、、、。」


せっかくヒーローのような見た目の何かもいると思ったのに、、、。

そいつたちも、他の怪物と同様、脅かしながら歩き回っていた。


我々の技術をもってかかっても、私はどうしても勝てる気がしない。
それほど恐ろしかったのだ。


そういえば、宇宙人たちは今、どこにいるのだろうか。
もしかしたら彼らは隠れる場所を知っているのかもしれない。でも、私には分からない。

このステーションばかりに閉じこもっていないで、もう少し関わりを持てばよかっただろうか。




もうだめだ、そう思っていた宇宙飛行士の家のドアを大きく開けて、怪物が後ろからとびかかってきていた。