恐る恐る音のした方向を見ると、見覚えのあるジャージを着た男子がその場に倒れていた。 その横には自転車がドミノの様に倒れていて、自転車に突っ掛かって転んだことが予想できる。 「あ、あの、大丈夫ですか?」 あかりが駆け寄り声を掛けると、その男子はゆっくりと顔を上げた。 「…………あかりさん、こんにちは」 「え、清谷くん!?」 ***