世話好き女子がクーデレ男子を愛育した結果 1




 しかし、そこでふと総一郎の脳裏にあかりの顔が浮かんだ。
 ここのところ何故かあかりはボーッとしていることも増えたし、夏バテだと言って食欲も落ちている。


 総一郎が何かあったのかと聞こうとすると何故かはぐらかされてしまうし、言いたくないこともあるだろうと少しの間見守ることにしたが、心配は日々積もっている。


 だからこそ、誕生日に楽しい思い出を作り、元気を取り戻してくれればと総一郎は考えていた。


 出来るだけあかりの傍に居たい。アイスを食べたらすぐに帰ろう。
 総一郎はそう決意し、隼也の跡を追う。



 


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