あかりは固まった。 あかり可愛いは言われ慣れてる。けど、すきは初めてだ。 総一郎の声はとろけそうに甘くて、あかりの鼓膜から身体中へとじんじん浸透する。 けどこれをどう捉えていいのか分からない。 あかりも総一郎のことが、人間としてすきだ。これまで恋愛なんてしたことがないし、三つ子からの姉への愛が重かった分鈍い。 総一郎の言葉で胸はきゅんきゅんとしているが、行き過ぎたこのきゅんきゅんはあかりをパニックに陥れた。