「俺の長所は粘り強い心なので。これからもあかりさんと仲良くさせて下さい」 「……わ、分かった」 「あかり、分からなくていい」 この勝負、ドロー。 このくっ付きそうでくっ付かない鈍い二人を前に、一歩も引かなかった清谷は大健闘だ。 隼也は心の中でスタンディングオベーションをした。 「(これは、どう転んでも不思議ではないな)」 ***