ここまでポンコツだと思っていなかった隼也は白旗を上げそうになったが、いやいや幼馴染を見捨ててはならぬと気持ちを持ち直す。
しかしここで爆弾が投下された。
「けど二人、付き合ってはないんですよね?」
「えっ……? う、うん。付き合って、ない」
「……付き合う」
「ききき、清谷? どうした?」
おいおいおい、これまでの二人見てただろ直球すぎるわ。
そんな動揺を含んだ隼也に見向きもせず、清谷は真面目な表情で真っ直ぐにあかりを見つめている。
コイツはコイツで顔がモデル並みにめちゃくちゃ整ってるな……と隼也はそわりとした。
一方あかりと総一郎は付き合う??? と宇宙猫状態である。
「付き合ってないなら、これからも俺はあかりさんに連絡してもいいですよね」
「は? おい清谷」
「お前に口出す権利はない」
ピリッと空気が張り詰める。
清谷は、まるで試合の時のような熱の籠った真剣な目をしていた。
あかりはその表情を見て心臓がぎゅっとする。



