「すげ〜〜〜!! あかりさん、唐揚げやばいっす! 美味い……なんだこれ……」
「えへへ、唐揚げは得意料理なの。甘めの特製たれに漬け込んでるんだ」
「回鍋肉も、キャベツがシャキシャキでピリ辛でめちゃくちゃいいっす。米が進み過ぎる」
「おかわりする?」
「勿論します!」
『……………………』
隼也はめちゃくちゃ良い奴だ。
美味いものには美味いと言うし、素直だが時たま空気を読まない。
総一郎の初恋を推すことに決めたものの、二人の睨み合いよりも腹を満たすことにとりあえず集中した。
あかりはたくさん食べる隼也を見てお世話欲が満たされる。
ご飯のおかわりを渡すと嬉しそうにお礼を言う隼也に犬のしっぽが見える。可愛いが過ぎる。
あかりは隼也を初見で土下座するやべー奴だと思ったが、良い子なんだと理解した。



