二人の手伝いにより、テーブルの上の準備は滞りなく完了した。
あかりはお手伝いしてくれた可愛い(?)二人に喜びが止まらない。
本当に良く出来た子達で、三子に爪の垢を煎じて飲ませたいと思った。
「二人ともありがとう! 男の子がこうやってナチュラルに手伝い出来るなんてポイント高いよ!」
「いつも家でやらされてるんで、あんまり特別なことだと思わないんすけど……ポイント高いっすか?」
「高いよ〜! 私も弟が三人いるんだけど、誰が何を手伝うかで揉めて、喧嘩してる間に私が準備しちゃうことが多いから」
「そうなんすね……三つ子……大変だ」
隼也はここでまた勘違いをする。
あかりの言葉から、三つ子はまだ小さいんだと認識した。
それもそうだ、何を誰が手伝うかで揉めるなんて子供のすることだ。
けど、残念ながら三つ子は極度のシスコン中学生である。



