君に愛を伝えたい

「大丈夫!?乙葉、しっかりして!」

「は、づき…」

葉月は私をソファまで運んで降ろして水をくれた。

「落ち着いて、乙葉。大丈夫、大丈夫だから。もうここにあの人たちはいないから。」

一定のリズムで背中を叩かれて、どくどくとうるさかった心臓をだんだん落ち着いてくる。

そして水を一気飲みすると、霞んでいた視界がクリアになってきた。

「…ふぅ」

「乙葉、さっきよりマシになった?」

「うん、もう大丈夫。ありがとう、葉月」

「…もう、無茶はしないでね。」

葉月の、泣きそうな顔。

もちろんって、約束出来ないのが1番辛くて、
無理やり笑顔を作った。