君に愛を伝えたい

些細なことでも、それがとても嬉しい。

「ふー、さっぱり。」

あなたは髪をタオルで拭きながら

リビングへ上がる。

「いちごミルクありがとう。私が好きなの、覚えててくれたのね。」

するとあなたはニィッと笑った。

「当たり前じゃん。僕乙葉の事なら何でも覚えてる自信あるよ。」

「嘘だぁ。」

「ホントだよ。なんなら今から言おうか?
何を言おうかな。誕生日は6月6日。身長は161cm、体重はー」

「ちょ、ちょっとストップ!何で体重も知ってるの!?」

「それはもちろん、乙葉がいない間に健康診断の紙を見たからね。」

「嘘!?最低!葉月のバカ!もう知らない!」

私は叫ぶなりタオルケットを手に持って

ソファに寝転ぶ。

(健康診断の紙を見るなんて、最低すぎる)

タオルを頭まですっぽり被って、

寝たフリをする。