私は佑都みたいに秀才じゃないから、英語の授業はしっかり予習復習してのぞんでる。


将来、ハリウッド映画に関わるためだから、頑張らないと。


その時、終わりのチャイムが鳴った。


学校での時間が終わると、クラブ活動してない私は、放課後を塾に行ったり家事をしたりと慌ただしく過ごす。


本当に…1日があっという間だ。


この学校生活で、高校生らしい青春を感じられるようになる日が…いつか来るのかな?


もしかして、ずっとこんな感じで進んでいくの?


そう思ったら、ちょっと寂しい気もするけど…


夢に向かって頑張ることは、とても大事なことだから、それは頑張る!


だけど…何だか、ちょっとだけでもドキドキするようなこと…


その…付き合ったりとか、デートとか…


って、やっぱり私なんかが厚かましいかっ。


まだまだそういうキラキラした話とは…縁がなのかも知れないな。