桜色の歌と君。

約束の日まで後一週間になった。

コンビニで買い物をした帰り道、肩掛けのポシェットの中の携帯が振動した。
取り出して画面を開いた瞬間、心臓がきゅっと縮こまって跳ねた。

宮野くんからのラインだった。

『何時に待ち合わせる?』

その一言だけで、一瞬のうちに心が甘いもので満たされた。

携帯をポシェットの中に戻してまた歩き出す。
気分が浮つき、足取りも軽くなったように感じる。

胸がそわそわとして、落ち着かない。

でもすごくうれしかった。

約束を覚えてくれていた。

本当に会えるんだ。