桜色の歌と君。

期待に溢れた瞳に見つめられて、手が震えた。

どうしよう、すごく怖い。

ただでさえ作った曲を聴いてもらうなんて、初めてで、怖いのに。

宮野くんへの気持ちを全てぶつけたような歌詞を見せるのが、とてつもなく怖かった。

気づかれてしまったら。

引かれてしまったらどうしよう。

そんな不安が脳内を駆け巡る。

友達で、いられなくなるかもしれない。

その考えが頭をよぎった瞬間、ぞっとして血の気が引いた。

心臓が、凍えるような気持ちになる。