それから程なくして、期末試験が始まった。
宮野くんは図書室に来なくなって、試験期間は、放課後は屋上、雨の時には小階段で勉強をした。
彼は何もなかったかのように明るく振舞った。あの日の出来事は夢だったのではないかと何度か思ってしまったほどに宮野くんは楽し気な顔を見せた。
でも、時折心ここにあらずというように一点を見つめるときがある。
その顔を見ると、やはり胸が痛んだ。
曲が書けたことはまだ伝えていない。
自分の想いを全てさらけ出したような歌詞を見せるのはとても恥ずかしかったし、勇気が必要だった。
ギターを触りながらコードを弾き、何となく口ずさむ夜を繰り返し、メロディも完成した。
曲になって歌えるようになると、想いが胸を突いて、涙が零れて仕方なかった。
宮野くんは図書室に来なくなって、試験期間は、放課後は屋上、雨の時には小階段で勉強をした。
彼は何もなかったかのように明るく振舞った。あの日の出来事は夢だったのではないかと何度か思ってしまったほどに宮野くんは楽し気な顔を見せた。
でも、時折心ここにあらずというように一点を見つめるときがある。
その顔を見ると、やはり胸が痛んだ。
曲が書けたことはまだ伝えていない。
自分の想いを全てさらけ出したような歌詞を見せるのはとても恥ずかしかったし、勇気が必要だった。
ギターを触りながらコードを弾き、何となく口ずさむ夜を繰り返し、メロディも完成した。
曲になって歌えるようになると、想いが胸を突いて、涙が零れて仕方なかった。
