「優希の·····目が覚めないんだ」

予想もしてなかった言葉に

俺は戸惑った。

「は?いやこの前元気だったし

前にも10日間、

目が覚めないことだって

あっただろ」

翔はきっと覚悟ができていて

だからかサラサラと話した。

「また、1週間で

目覚めるかもしれないし、

もしかしたらもう、

意識が戻ることなく·····」