星のような君の隣にいたい。〜番外編〜

「いえ、

読むのが楽しみになりました」

これは本音だった。

すると瀬戸さんは

「それはよかった」

そう言って仕事に戻った。

図書館から出ると

空は晴れていて

近くの公園でベンチに腰をかけて

瀬戸さんが教えてくれた本を

少し読んでから家に帰った。