キミと、ずっと一緒だと思ってた。



─────あの日が来るまでは。




「えぇっ!!」




朝から大声を出してしまう私。



近所迷惑になっちゃって、ごめんなさい…




でも、驚いた…というか、驚いたを通り越してしまったんだもの。




「私とはるくん、学年違うんですかっ?!」


「そうだけど…もしかして、知らなかった?ごめんね、教えてなくて」



テヘッと舌を出して見せるはるくんのお母さん、空音さん。




…か、かわいい。


じゃなくて。


「東京、1人で行かなきゃなんですか…??」