8月25日(後編)

まぁ、なんとなくこういうことを言われるってわかってたんだけど…

でもやっぱり言われるとムッとする!


「ごめんって。貰うから」

そう言うと小袋をヒョイと取り上げられた。

最初から素直に受けとってくれればいいものを…

一々無駄口たたくんだから。


だけど「サンキュ」と笑う飛鳥くんを見ると許してしまうから不思議だ。


それに、飛鳥くんと接するとちょっと生意気な弟を持った気分になる。


一人っ子だから兄弟には憧れていたし、嬉しい気持ちもあったりで…。

そう思うとやっぱり飛鳥くんのことは可愛いと思ってしまう。



休憩が終わりホールに戻ると、数人の女子に囲まれる飛鳥くんの姿があった。

「ねー飛鳥、最近付き合い悪くない?」


どうしてこうも会話が聞こえてくるんだろうか。